〜 九十日の日記 (四五日目から) 〜

2021年1月1日から はじめる。何日続けられるだろうか。

No.2のこのページは、2021年 214日(日)より。

それ以前の 九十日の日記はこちらから。


2020年8月 胃癌が見つかった。複数のリンパ節にも転移しており手術は出来ない。今は抗癌剤で癌の進行を遅らせている。2020年の秋、診察のあと余命を聞いてみた。医師より「来年の(2021年の)桜の花は見られないかも」と告げられる。

本日 2021年1月1日、この日より残された寿命は90日ほどと言う事になる。もっと短いかも知れない。が、そう簡単に死にはしない。今年の桜の花を愛でましょう。必ず。

桜の花が咲くまで、過去に制作した作品をランダムにUPしながら 生きていることを噛みしめ過ごしましょうか。まず、90日は生きる。



九十日の日記 90日目/2021年3月31日(火) am11:13 晴れ

(^_^;) 今日の体調 頭痛。

今日が余命宣告のリミットで九十日の日記の最終日。(・・;) 

桜の花を堪能しました。こんなにも愛しく桜を愛でたのは初めての事。(^_^;) 桜の花を眺められるのは、天外からだろうと思いながら過ごしてきたのですが…。まだ生きている。

で、90日を迎えたこの日記 どうしましょうと考えましたが……。

(´;ω;`) 

明日からの日記は、日々 命を繋げる日記になります。どれだけ命を重ねる事が出来るでしょう。(^.^) 暫くすればoperaに携わる事になるでしょう。今は楽しみよりも、命の灯火が消えぬかと そして関係者の皆さんに迷惑をかけぬかと、その思いが先にたち不安にかられる。我が命の灯火よ、もう少し いや暫くは輝いていておくれ。

2021年4月1日からは、こちら 生かされて をご覧下さい。

 

作品「この風にのって わたしのこころは とどくだろうか」

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九十日の日記 89日目/2021年3月30日(火) pm1:42 晴れ/黄砂でくもり空の様

(^_^;) 今日の体調 まあまあかな。

足腰が怠く二階への階段も少し辛い。散歩にも行こうと思うも、二の足を踏む。ジッとしている分にはそんなに辛くはないが、何かをするのが億劫で、随分 怠け癖がついたもんだ。

余命宣告の日まで後一日。窓の外からの鶯の鳴き声が清々しい。不思議な程、死への感覚が無い。私はまだ生きている。確かに、まだ生きている。(・・;)

 

作品「あなたを見つめる人がいる」

※開花前のヒメリュウキンカ(姫立金花/あなたに会える幸せ

 

 

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九十日の日記 88日目/2021年3月29日(月) pm2:13 まぁまぁ晴れている

(^_^;) 今日の体調 良好

まだ生かされている。抗癌剤が休薬中の為か すこぶる体調は良い。予定では、私は死んでいる筈だったのに。まだ生きている事が、なんだかチョット照れくさい。(^_^;) 予定が外れたりするとショックだが、今回のハズレは大歓迎。

もう少し図々しく生きてやろう。

 

作品「風の囁き」

※ヤマゴボウの花言葉の一つに「元気」がある。あやかりたい。

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九十日の日記 87日目/2021年3月28日(日) am10:22 雨

(^_^;) 今日の体調 筋肉痛。

昨日、午後から孫たちがやってきて船岡山(通称 ヘビ島)へ。jr和歌山線 西笠田駅の南側を流れる紀の川に浮かぶ島には、長さ80mの吊橋を渡ると、正面に弁財天を祀る厳島神社(いつくしまじんじゃ)が建立されている。そこに咲く桜を楽しんできました。東西500m、南北125mの小さな島には私達以外 誰もおらず、そのハイキングコースを一周し途中 河原に降りて紀の川の風を楽しんだ。そして疲れた。。。

覚悟をしていたこの3月を乗り越えられそう。次は私の誕生日、7月16日を目指そう。そうすればoperaの様子が見えてくる。命の灯火はまだ消えない。消えるものか。(^.^)

 

作品「春 告げなん」※これほど感謝して桜の花を見たのは初めて……。

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九十日の日記 86日目/2021年3月27日(土) am10:11 晴れ

(^.^) 今日の体調 良い方かな。

昨日、少し強い腹痛が2・3度あった。その夕方、opera「お照の一灯」出演の方から来年の公演日は3月6日で変わりはないですか、と お問い合わせいただいた。その日を予定していますと答えながら、あぁ! いよいよかと一瞬気持ちが高ぶるのを覚えたが、この病気では来年は無理だろうと我にかえる。

さて、午後には孫たちがやってくる。気を取り直して、桜の花を愛でながら 待ちわびたその花の下を歩いてこよう。だけど…歩けるかなぁ。体力がなぁ。(;_;)

 

作品「わいわい がやがや 風のなか」※桜の前に、孫たちの顔が浮かぶ。(¯―¯٥)

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九十日の日記 85日目/2021年3月26日(金) am11:57 晴れ

(^.^) 今日の体調 まずまず。

朝から気になりながら思い出せない事があり、イライラしていた。今日の予定で忘れている事が無いかとず~っと考えていて、やっと思い出した。プロ野球の開幕である。な〜んだ、そんな事かと仰るなかれ、私にはとても重要な事なんです。今年は阪神タイガースが優勝するんです。それをもう見ることが出来ないと思っていましたのに、それが今日からはじまるのです。

余命宣告のリミットまで後5日、今日の開幕戦を観て、明日は孫たちと 桜の花が見られたら、次は私の誕生日7/15まで生きる。そこを乗り越えたら、秋には阪神タイガースの日本一を祝う。そうすれば、来年の3月6日(予定)公演のoperaの練習も佳境に差し掛かっている。叶うなら、「お照の一灯」のアリアを聴いてから死にたい。(どれか1曲 葬送曲に選んでおき、ソリストには先に仕上げてもらって歌ってもらうかな(^.^)) 九十日を生きた後の目標が出来た。黄泉の国の聖衆よ、私はまだ死なない。そう、まだまだ死なない。多分…(^_^;)

 

作品「この風に唄う」※ドクダミ/「自己犠牲」 

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九十日の日記 84日目/2021年3月25日(木) pm12:21 雨のちくもり

(・・;) 今日の体調 怠い。

朝からの頭痛、今は良くなった。ただ、体の怠さに、コタツで横になったり座ってみたり。ちょっとしたことでヨロケたり。この時間は睡魔に襲われている。

昨日までは まだまだ死んだりするものかと思っていたが、この日記も84日目で残すところ一週間を切って、今日の調子の悪さにチョット不安になったり…。と、今まで そんな思いを何度も繰り返しながら生きている。そう、生きているし。(^.^) まだ生きているんだな。

 

作品「風の調べを聞きながら」

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九十日の日記 83日目/2021年3月24日(水) pm3:55 晴れ

(・・;) 今日の体調 怠い。

知人の告別式。遺影や遺品を眺めていると、熱いものが込み上げてきて それを堪えるのに一苦労。花に埋もれた彼との再会は身につまされる。

ご子息が「ああしてやりたかった、こうしてあげれば良かった と、今になって後悔している」と話してくれたが、「その時その時に考えてお父さんと向き合ってきたのだから、それはお父さんへの最善の行いだったんですよ。後悔することじゃないでしょう」 と生意気な事を言ってしまいましたが、いつか私もそうなった時に家族が同じことを思わないように、「とても良くしてもらいました」と、先に この日記で伝えておくことにしよう。(^_^;)

 

作品「宵待草の やるせなさ」※宵待草(月見草)/「無言の愛情」  

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九十日の日記 82日目/2021年3月23日(火) pm2:27 晴れ

^_^ 今日の体調 まぁ良さそう。

昨日、ソメイヨシノの開花画像をお送りいただいたり、励ましのメールを頂戴したりして ほっこりしていましたが、夜になって悲報が届いた。若い頃から付き合いのあった知人が亡くなった。(´;ω;`) この病気になって、明日 初めて人の葬送の場に立ち会う。自分が何時か死にゆくことだけを考えていて、この知人のことが 忘れがちになっていた。以前一度だけ見舞いにいかせてもらったが、その後はコロナ禍の中にあって お見舞いは自重しており、すっかりご無沙汰のままでした。明日の告別式、斎場で私は何を思いその先を見つめるのか。不謹慎な言い方かも知れないが、我が身と置き換えて眺めているかも知れない。人は必ず死ぬ。先に逝った知人の冥福を祈ることだけを考え、明日はお参りさせていただきましょう。

 

作品「のほとけの瞳に かがやいて」 ※ビナンカズラ/「再開」「また会いましょう」 YMさん、そのうち 私もそちらに参りまする。

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九十日の日記 81日目/2021年3月22日(月) am10:16 くもり

^_^ 今日の体調 良さそう。

病気が分かってからの お照ちゃんの墓参り(opera「お照の一灯」のヒロインの墓/平安時代より伝承)、昨年の11月と12月は私が行けなくて家人が娘に連れられ行ってくれた。今月も、墓までのたった数分の山辺の道は歩けないだろうから残念していたら、私の妹が家人を車に載せて変わりに行ってくれるという。最近、私の知らない方でも墓参りをしてくださる方が結構いて、私が行けなくても「まぁいいかっ」と勝手に決め込んでいた。(^_^;)  opera「お照の一灯」の脚本を書き始めて、荒れ気味だった墓に手を入れ、祠を寄進し、2年以上 毎月墓参りを続けたことを家人たちが見ていてくれて、今日 私に変わってお参りをしてくれている。とてもじゃないが、面と向かって「ありがとう」と言えるガラじゃないので、ここだけの話にしておこう。

 

作品「あなたの やさしさ かがやいて」

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九十日の日記 80日目/2021年3月21日(日) am10:21 雨

^_^ 今日の体調 悪くない。

九十日の日記も残すところ後10日となった。正直ここまで続くとは思わなかった。(^_^;) それがどうだろう、私は元気なもんだ。イヤ、病気だから元気と言うのも可笑しいが、大人しくしている分には 病気には見えない。今のトコロ…(^_^;)

昨日、お彼岸の墓参りに行こうと思いながら行きそびれたので、今日 雨の様子を伺いながら墓参りに行こう。私はまだ、お参りされる側になっていない。良かった。(^.^)

 

作品「風の むこうに」まだ行かない。


九十日の日記 79日目/2021年3月20日(土) am8:55 晴れ

^_^ 今日の体調 まずまず。

昨日、大阪で桜の花が開花したとニュースで知った。で、和歌山はいつなのかと調べてみると、一昨日でした。昨年より4日早く、平年より一週間ほど早いとか。

余命宣告で「桜の花は見られないかも」と告げられた私に、せめて桜の花ぐらいは見せてやろうと、神(仏)のお計らいでしょうか。(^.^) まぁ、それはともかく、自然の営みに感謝して 近いうちに桜の花を愛でながら、生きている事をかみしめましょう。えぇ、多分 大丈夫。(・・;) 多分……。

 

作品「心もまぁるく すごしたい」 


九十日の日記 78日目/2021年3月19日(金) pm3:36 晴れ

(T_T) 今日の体調 睡魔に負けそう。

朝から気分は悪くなかったので、少し仕事をと思いパソコンの前に座る。これが終わったらこの日記と、まだ残っているoperaに必要な諸事をこなそうと思っていたが、昼前位から睡魔に襲われる。コタツで少し横になったが最後、日記が今頃になった。(^_^;) この病気が分かって、余命宣告の日が近づくにつれ集中力が落ち体力がなくなり、今までの私という者がどこかに行ってしまった様な…。生かされていることを幸せと感じ、少しでも仕事が出来ることを幸せと思わなければいけないのに、最近、不平言が増えてきていないかい? sowwaさん

 

作品「幾重にも幸せつつんで実ります」 ※この野菜の名前が思い出せなくてイライラしている。💢


九十日の日記 77日目/2021年3月18日(木) am10:54 晴れ

(T_T) 今日の体調 悪くはないが睡魔が…。

車の窓を開けて走る爽快感が心地よいが、行先は病院。(・・;) 今日は医師との面談だけで処方薬を受け取り帰って来た。臨床腫瘍科の医師に「次の来院は4月1日で抗癌剤の服用が再開です」と 告げられ思わず「生きてるかなぁ」と私。(^o^)「来てください」と医師。^_^

陽光降り注ぐ 気持ちの良い帰り道に、子供や孫たちから 月末に花見に行こうと誘われているのを思い出し「生きているかなぁ」と思わず独り言。今年の桜の花は見ることが出来ないと覚悟を決めてここまできたが、紀ノ川沿いに車を走らせ、青い空や山並みを見ていると 私はまだまだ死にはしない と、変な自信が湧いてくる。(^o^) 多くの温かい皆さんの思いで、私は生かされているんだな。operaの舞台が待っている。

 

作品「このいのち かがやいて」


九十日の日記 76日目/2021年3月17日(水) am9:19 くもり

(T_T) 今日の体調 睡魔と軽い頭痛。

新型コロナの影響で巣ごもり生活を余儀なくされて久しい。もう我慢の限界だとの声が聞かれるが私はいたって平気で、引きこもっている。どちらかと言えば一人で居ることが好きなので苦にならない。一人で考え、一人で行い、一人で喜んだり悲しんだり悩んだり。(^_^;)

ところが何をするにも一人でなくなった。このやっかいな相棒である。パソコンに向かうにも散歩に行くにも その相棒に相談しないといけない。一人でほぼ何でも決めてきたのに癌が分かってからは、 それが出来なくなった。何とも歯がゆい。さて、この相棒に相談だが、命の灯火が消える前に耳打ちしてほしい。「そろそろ消えちゃいますよ」と。そうすればこの日記を通じて、皆さんにお知らせすることが出来る。

余命宣告の日まで 後二週間か。(・・;)

 

作品「なやましきことの多かりき」


九十日の日記 75日目/2021年3月16日(火) am11:22 くもり

(T_T) 今日の体調 なんだかスッキリしない。

特別シンドイわけじゃないが、どうもシャキッとしない。朝から生気がなく、ドターッと過ごしている。何事もなく…、そう、体に特別に異常もなく、ただボンヤリ過ごしている。生きていることに感謝しなければいけないが…これじゃないんだよ。

一点を見据えて、がむしゃらに突き進む、これでないとダメなんだよなぁ。私の命の灯火、炎を灯す芯がそろそろ湿ってきているのでしょうか?

 

作品「ぽつりと あかりがひとつ」


九十日の日記 74日目/2021年3月15日(月) am10:12 晴れ

(^.^) 今日の体調 良い。

一度は掴みかけていた東京オリンピック代表を逃し、最強の補欠と言われた、松田瑞生さん(25才)が、昨日の名古屋ウィメンズマラソン2021で笑顔でゴールし優勝した。そしてその直後、監督の胸に顔をうずめ泣いていた。誰もが嬉し涙だと思ったが、そうではなく悔し涙だとインタビューに応えていた。目標にしていた自己ベストの2時間21分47秒を更新できなかった悔しさで、たった4秒差だった。彼女には、次への希望のくやし涙である。

私は、この病気で来春公演予定のoperaに、どこまで関わって行けるかと考えた時、もう次は無い私の命の灯火を感じ、そんなに遠くないこの先に悔し涙を流す事になるかも知れない。と 思ってしまう私が悔しい。

 

作品「心はれいにぃぶるー」


九十日の日記 73日目/2021年3月14日(日) am10:10 晴れ

(^.^) 今日の体調 良い。

[死は人生の終末ではない。生涯の完成である]はマルティン・ルターの言葉。

人生の終末期を生きている私ですが、生涯の完成にはまだ一年かかる。そう、operaが完成していない。だから私はまだ死なない。と、思っておこう。(^o^)

 

作品「叶わぬ思いをいだきて」

※唐辛子/花言葉の一つに「生命力」がある。この花言葉にあやかりたいものです。


九十日の日記 72日目/2021年3月13日(土) am11:16 くもり

/(^.^) 今日の体調 良い。

昨日、今日と体調は良い方だ。昨秋、余命宣告を受けた時には、今頃は病院のベッドで、天井をながめているのがせいぜいだと思っていたが、まだ生かされている。目には見えない何かの温情なのか、まだやりたい事があるなら、もう少し生かしてやろう という事なのでしょうか。

opera「お照の一灯」思いの込もったこの作品を、なんとか上演したいもの。

 

作品「のほとけの心は いつもかけ巡り」


九十日の日記 71日目/2021年3月12日(金) am11:20 くもり時々雨

(^.^) 今日の体調 良い。

昨日、病院から帰ってテレビをつけると東日本大震災から10年を振り返る番組が各局で放送されていた。あの津波の映像を見ていると、涙がこみ上げてきて直視できなかった。一瞬にして奪われた命、その犠牲者の方々のことを思うと、私などはまだ余命宣告の中で命の余裕を与えられており、その時まで心の準備ができようというもの。この命、どれだけ続くかは分からないが、感謝の気持ちは忘れずに生きていこう。

 

作品「このいのち かがやける」


九十日の日記 70日目/2021年3月11日(木) pm12:37 晴れ

(^.^) 今日の体調 眠いがまずまず。

久しぶりに車を運転、朝から病院へ。(^.^) 眠気を堪えながらの待ち時間にはウンザリ。

抗癌剤に関しては、先々週から新しくなった薬の半分の量を 明日から服用することにする。病院の帰りに 道の駅に目をやるが、まだソメイヨシノの花の気配はない。私の命の灯火の消える気配もないからそれで良い。^_^ まだまだ生きてやる。

 

作品「もう一度咲きます あなたの胸に」

※菜の花の花言葉/小さな幸せ


九十日の日記 69日目/2021年3月10日(水) am11:06 晴れ

(T_T) 今日の体調 今日も体が重い。

今月は余命宣告の月でもあり、先が見えているのであれば、もうこのまま抗癌剤の服用を続けても体が辛いだけだし、やめようかと思っている…と腫瘍内科の医師に先週の検診の日に伝えている。とはいえ、余命宣告通り命の灯火が消えるとは限らないし…。その日がハッキリ分かっているなら一もニも無く服用をやめるのですが、まだ(?)死にそうにないだけに迷う。明日は病院、抗癌剤の話をしなければならないが…。

ところで、昨日から確定申告の準備をしている。ほぼ出来上がった頃、家人に「来年のために手順等を少しでも覚えておいたら」と言うと「え〜!! 来年もやってくれるんでしょ」と。彼女は本気で、来年も私が確定申告が出来るものと思い込んでいる。(・・;) そんな家人の話を聞くと「俺はまだ暫くは死なないのかなぁ…」と思ってしまう私は変でしょうか……。(^_^;)

 

作品「あなたを見つめる人がいる」※カラスノエンドウ/「絆」や「喜びの訪れ」の花言葉がある反面「永遠の悲しみ」というのもある。(;_;) 私はどっちなんでしょうね?


九十日の日記 68日目/2021年3月9日(火) pm1:02 晴れ

(T_T) 今日の体調 重い。

最近のニュースで桜の開花予想を目にする。が、東京の標準木の開花の話では仕方がないので、ウェザーニュースのHPで高野口公園(和歌山県橋本市)の開花宣言をチェック。それによると、24日が開花予定で27日が五分咲き、満開は30日頃らしい。ただ、日本気象協会の予想では2日〜4日ほど早く咲くようだ。今年は例年より開花が早く、この日記の90日目あたりが満開の様子。そこが余命宣告のその時なんだな。(・・;)

で、花吹雪の頃も予想されており、4月8日頃に風に舞うらしい。私の命の灯火は、まだ暫く散ってほしくないなぁ。(^_^;) でも、桜の花が散るゆくとともに、この灯火も消えてゆくなんて風流でいいかもしれない、ってか。( ̄ー ̄)

 

作品「逢」[ソメイヨシノにあえますように (^.^)]

アクリル、金箔、墨


九十日の日記 67日目/2021年3月8日(月) pm2:39 雨のちくもり

(T_T) 今日の体調 怠い。

いつものように起床し朝食。食べられるのはチーズトーストと目玉焼きにキャベツの千切り、そしてバナナミルクジュース。今のところ これ等しか食べられない。昼食も夕食も食べられるものが少なくてホントに困る。(;_;)

ところで今日の体調ですが、朝食後も昼食後もすぐにコタツに横になり睡魔の中。ようやく今、パソコンを立ち上げた。日々 体も精神も鈍ってきているのがわかる。とにかく睡魔が付き纏い、ダラダラ うとうとしながら このまま意識がなくなっていくのではないか……と。大げさではなく、そんな風に感じている。楽に逝けるなら、それはそれでいいかも知れない。ウーン(^_^;) まだ桜の花を見ていないしなぁ。それに桜の花の次は7,16だが……。

 

作品「あなたの残り香 梦(夢)のなか」

※ブルーセージ/永遠にあなたのもの [だ だ 誰のもの?(・・;) 聖衆よ私は誰のもとへ…]


九十日の日記 66日目/2021年3月7日(日) am11:16 くもり

(T_T) 今日の体調 怠い。

昨日、そして今日とスマホの予定欄に「お照の一灯」ゲネプロ、そして本公演となっている。一週間前のリハーサルと同様、新型コロナで延期になったのに消去されていなかった。一年の延期で来年の3月6日(日)に変更(予定)されたが、私のスマホには今年の4月以降の予定は何も記されていない。この病気では、さすがに一年後の舞台に自分が居る姿は想像できない。(/_;)

 

作品「夕ぐれ時は悲しそう」

※花水木/私の想いを受けて下さい。


九十日の日記 65日目/2021年3月6日(土) am11:04 くもり

(T_T) 今日の体調 まずは良好。

一昨日と昨日の輸血で 貧血は改善されたようで、楽に過ごしている。昨日の輸血で看護師さんが「気分が悪くなったりしたら声をかけてくださいね」と。で、私「前日の輸血でも変わった事はなかったですから…」と答えると「同じ血液型でも、献血してくれた人は皆さん違いますから、昨日が良くても 今日はまた違うんです」と。なるほどと思いながら、ああ 献血をしてくれる人がいるから、私の今があるんだと気付かされた。(._.) 点滴の薬も輸血用の血液も 同じような感覚でいたが、輸血というのは 薬とはまた違う 人の優しさも一緒に点滴(輸血)されているんだナと思い知らされた。私の記憶では、若い頃たった一度だけ 献血をしたという記憶しかない。(/_;) そんな私が昨年から、何度か輸血のお世話になっている。(._.) m(_ _)m

 

作品「ごめんなさいの ひとことで心晴ればれ」※ゼラニウム(赤)/君ありて幸福


九十日の日記 64日目/2021年3月5日(金) pm12:13 雨のち曇り

(T_T) 今日の体調 まぁまぁマシ。

朝一から病院へ、輸血です。自分で行こうと思うのですが、貧血を周りが心配して 今日は長男が送迎してくれた。

昨日、車の車検の案内メールが届いた。もう車検はしないでおこうかとも考えたが、病気だから この先はもう乗れないという発想は改めて、少しでも元気になってoperaの練習現場に行くのに必要だと思い直した。今、車検に出している。またこの月、桜の花が咲いてしまえば 後は散るだけ…花びらが散るように、私の魂の灯火も徐々に消えていくのか(;_;)と最近フッと思ったりもしたが、目標にしていた桜の花を見ることができたなら、次は 私の誕生日7/16を迎えることを目指そう。(^.^)。そうすれば、何度もoperaの練習に立ち会える。フフフッ 誕生日と命日を一緒にしよう。歌うのは「ハッピーバースディ」それとも「般若心経(防野宗和プロデュース/松島龍戒 声明コンサート)。  懐かしい。。。。。

 

作品「春の あし音 聞いている」


九十日の日記 63日目/2021年3月4日(木) pm4:47 晴れ

(T_T) 今日の体調 少しマシ。

妹の車で病院へ。am8時半過ぎに受付を済ませ採血の後、4箇所をまわる。内科受診で輸血をすることを決め、その準備に待つこと90分。あらためて採血をし、輸血用の血液が合致するかどうかの確認があったりで、時間がかかる。

輸血だけでも2時間近くかかり、一日仕事でしたが、おかげで朝より気分は楽になりました。

家に帰って来ましたら、桜や椿の花が届けられていました。絵添え文教室の生徒さんが玄関に置いて下さった。感謝。

そうそう、明日もう一度輸血がありますので、日記の更新が明日も遅れます。今日の日記が夕方になっても更新されておらず、ご心配をいただきました皆様、私はまだ生きています。

 

作品「いつもあなたが そばにいる」 ※菜の花/小さな幸せ [いつまで続くかなぁ(^.^)]


九十日の日記 62日目/2021年3月3日(水) am10:56 晴れ

(;_;) 今日の体調 最低。

昨日よりホンの少しマシな体調。相変わらず貧血は酷い。(ToT)

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opera「お照の一灯」に続いて準備していたのがopera「月花の賦。西行法師の娘の悲恋物語を創作したもの。その西行の歌に「願わくは花の下にて春死なんその如月の望月の頃がある。「如月の望月の頃」は釈迦が入滅した満月の頃、旧暦の2月15日のことである。今の暦で言えば、3月27日がそれに当たり、満月は29日らしい。なんと 私の余命宣告の日とさほど変わらない。平安時代に生きた西行も釈迦が入滅の日と一日違いで亡くなっている。(/_;) 私はまだこの日には死なないでおこう、出来るなら…。(・・;)

 

作品「味わい深い 人生ね」


九十日の日記 61日目/2021年3月2日(火) am10:34 雨>春一番でした

(;_;) 今日の体調 最低の最低。

昨日に輪をかけてシンドイ。二階に上がるだけで息が切れて暫く動けない。貧血がヤバイ状態? 徐々に体調が悪くなっていくなか、昨日 桜の花のつぼみの画像を送ってくれた方がいた。「へたっぴーな写真ですが」と添えられていましたが、余命宣告で「桜の花は見られないかも」と言われていた私に、「桜の花はもうすぐですから、がんばりましょう」という思いの込もった写真で嬉しかった。(^.^) 

先程から春の嵐のような雨風。桜のつぼみは大丈夫だろうか? 私の命の灯火は大丈夫だろうか?(^.^) 灯火よ、まだもう少し消えないでおくれ。(・・;)

 

作品「あなたが転ぶと わたしも ころんだ」  ※どんぐりの花言葉の一つに「永遠の愛」がある。他にも花言葉はたくさんあって、その中の一つに「長寿」というのもある。そのドングリ、いつだったか 孫とたくさん拾ったのに、少しお守り代わりに置いておけば良かった。


九十日の日記 60日目/2021年3月1日(月) am10:49 晴れ

(;_;) 今日の体調 最低。

今回最後の放射線治療。一人で行く予定でしたが、あまりのしんどさに妹の車に乗せてもらって行く事に。家人も同行する。いつだったか[放射線治療の間は抗がん剤の服用はなく、それによる副作用がないので気分は良い]と書いたが、今回、変更なった抗がん剤と放射線治療を同時に実施しており、かなり体に負担がかかっているようだ。4日前から始めた抗がん剤ですが、昨夕と今朝の服用はしなかった。それでも倦怠感と胸のムカつき、軽い頭痛に今も悩まされ食欲も無くなってしまった。こんなに苦しいなら、積極的な薬物治療は止めようか。そうすれば、心も体も清しく過ごせるような………。

この日記を書きながら、opera「お照の一灯」の曲「冥土(よみぢ)の灯り」を聞いている。私の魂の灯火はどのように輝いているのでしょう。余命宣告の日まで後30日。

 

作品「風の調べをききながら」 ※ユキノシタ/深い愛情


九十日の日記 59日目/2021年2月28日(日) am11:11 晴れ

(;_;) 今日の体調 かなりしんどい。

昨日の日記に抗癌剤が変わって3日目と書きましたが、今日が3日目でした。その変更した抗癌剤のせいなのか、放射線の影響なのか分からないが、頭痛に倦怠感に悩まされている。食欲も無い。(T_T) そんな中、癒やしになるのが、随分以前から窓の外から聞こえてくるウグイスの囀り。以前に比べると随分上手に鳴いている。(^o^) そして、その窓を開けると彼岸桜のつぼみが紅く染まっているのに気がついた。それに、operaの合唱のある方が、親戚から桃の花をいただいたからと私にも届けて下さった。

2月最後の日、春のような日差し、ウグイスの鳴き声、桜のつぼみ、桃の花のお気遣い、体は怠いが心は清しい。

そうそう、スマホの今日のスケジュール管理に「お照の一灯リハーサル」とある。新型コロナで1年延期になったのに消していない。(・・;) 一年後は立ち会えないだろうと思うと、こみ上げるものが熱い。

 

作品「春鴬の囀り」


九十日の日記 58日目/2021年2月27日(土) am11:05 晴れ

(ToT) 今日の体調 少しだるい。

抗がん剤が変わって3日目。何となく体がダルイ。頭もぼんやりした感じ。辛いのは味覚障害がひどい事。食べられるものが限られてきた、というより無くなってきた。(´;ω;`) 

こんなダラダラした生き方は望んではいない。が、仕方がない。仕方がないと自分に言い聞かせている。だけどなぁ、もっと仕事がしたい。仕事がしたいんだよ。ただそれだけなんだ。

 

作品「枯れようとも 我は ここにあり」


九十日の日記 57日目/2021年2月26日(金) am10:15 晴れ

(^.^) 今日の体調 良好。

今朝、寝起きに少し貧血かな? と思う程度で、体調は良い方だ。今日から、抗がん剤が変わり服用するが、自分に合っているかどうかが心配。骨髄抑制(白血球減少 血小板減少 等)、肝臓・腎臓の機能障害、吐き気や倦怠感 他、説明書には両手の指では足らないほどの副作用が列記されている。(/_;) 朝から放射線治療を終えて帰ってきましたが、特に悪い症状はまだ出ていない。が、味覚障害は以前から改善されないまま。辛い。。。。。

 

作品「この風に唄う」


九十日の日記 56日目/2021年2月25日(木) pm1:05 晴れ

(^.^) 今日の体調 まずまず。

今日も病院。採血後、放射線治療。で、臨床腫瘍科へ行き新しい抗癌剤の説明を受け、明日から服用することになった。この薬かなりの高額でビックリ。(*_*) そんな事より採血による ヘモグロビン値(血色素量)が、6.8g/dLで輸血レベルまで下がっている。当然、輸血を進められたが、来週の検診でどうするか決めることにした。放射線治療の効果に期待も、多分 また輸血だろうなぁ(¯―¯٥)

 

作品「風の囁き聞いている」

※サルトリイバラ/不屈の精神    (・・;)


九十日の日記 55日目/2021年2月24日(水) pm1:25 晴れ

(^-^) 今日の体調 良好。

今日から4日間、放射線治療が始まったが、施術台で身動きできない辛さは堪える。(;_;) 放射線治療の間は抗がん剤の服用はなく、それによる副作用がないので気分は良い。

さてopera「お照の一灯」ですが、月が変われば数名で今後の進め方を話し合いたいと思っています。私の魂がoperaに向くように、これらの曲を聞きながら自身の気持ちを高めている。^_^

 

作品「梦(夢)見しことの多かりき」

※ねこやなぎ/自由・率直


九十日の日記 54日目/2021年2月23日(火) am11:45 晴れ

(^-^) 今日の体調 良好。

朝からパソコンに不具合が生じ、昼前まで格闘していた。時々ある腹部の痛みより、肩から首の痛みの方がヒドイ。こんな事をしていると、元気な頃 仕事に追われていた日々を思い出して懐かしい。忙しくしていた頃は桜の花がいつの間にか咲き、気づかぬうちに散っていたなんて事がよくあった。^_^ それが今は桜の開花が待ち遠しい。当分死なないだろうと思っていても、早く桜の花をみて安心したいもの。河津桜は既に見頃だとニュースで知ったが、私の命の桜は 紀の川の堤防から眺める桜。誰かが花見で盛り上がりましょうと、元気づけてくれた。さて私は、どこから桜の花を愛でる事が出来るのでしょう。(^_^;)

 

作品「待ちわびて あなた」


九十日の日記 53日目/2021年2月22日(月) am10:05 晴れ

(^-^) 今日の体調 悪くはない。

朝 少し貧血気味の症状というか、フワッとした感じがしたので自重気味に過ごしている。それでも気分は良い方だ。

 

以前から涙もろくなって…。ちょっとした記事やTVのニュース等に涙腺が緩む。

病気が分かってからは、家人の事や子供達、孫達の事、良くしてくれた書や音楽関係者の方々の事を思うとウルウルしたり。良き夫や父親でなかった事、人に迷惑をかけてきたのではないかという思いを、涙が洗い流してくれている(?)。最後の涙が流れる時は、私が浄化された時か?。つまり、魂が浄化される事により 私の命の灯火も 安寧の中で消えてゆく。ウ〜ン(¨;) もう少し皆に迷惑をかけていよう…。(>_<) operaの事もあるしぃ。(^o^)

 

作品「一期一絵」

ヘクソカズラ(屁糞葛)という可哀想な名前が付けられているが、サオトメバナ(早乙女花)という可愛い別前も。花言葉の一つに「誤解を解きたい

この父の無愛想さは、実は皆の誤解です。(*^^)v


九十日の日記 52日目/2021年2月21日(日) am10:18 晴れ

(^-^) 今日の体調 良好。

午前中は大体 体調は良い。昨日もそうでしたが、午後になると体に怠さが出てくる。夕方になるとコタツでじっとしたまま動きたくなくなるのです。(-_-;)

 

限りあるからこそ、今を充実させられるはずなんだけど(-_^:) 余命宣告後 この先の限りある人生が分かっていて、未だ私は毎日ダラダラ生きている。

「生かされ、生かして、生きる」

ブッダは「なぜ死ぬのか」という問いに対し「生まれたから死ぬのだ」と。(^^)

 

作品「この風に身をまかせ」


九十日の日記 51日目/2021年2月20日(土) am10:53 晴れ

(^-^) 今日の体調 良好。

天気が良いので歩いてみた。家を出て10分もかからない紀ノ川の堤防まで辿り着けない。早々に引き返す。(/_;)

 

先日の検査の後、胃内の出血や肝臓へのガンの転移を聞かされたが、不思議な程つまされない。

ともあれ せっかく生かされて、毎日ダラダラと過ごすのはどうかと思いながらも、ここ数日ダラダラ…。(-_-;) まだ魂はoperaに向かわない。

 

作品「のほとけの瞳にかがやいて」

ノブドウの花言葉/慈悲・自愛・人間愛


九十日の日記 50日目/2021年2月19日(金) pm1:56 くもり

^_^ 今日の体調 まあまあかな。

今日は一人で病院へ。(^-^) 胃に少し出血があるので、放射線の照射で出血を止める、その治療方針を決めるためのドクターとの面談だけだと思っていたら、いきなりCTをとるとか。上半身裸でCT台に寝かされて、照射位置を決めるため、胸にマーキングもされる。昨秋に放射線治療(10回)をしているので、今回は4回が限度。で、放射線治療は24日から始まります。これで出血が止まってくれるといいのですが。上半身全面にマーキングされた姿はまるで重病人のテイ(>_<) まぁステージ4の重病人なんですが…(^0^;)

唐辛子の花言葉のひとつに「悪夢がさめた」というのがあるのですが、悪夢であってほしいものです。

 

作品「あなたを想ひ(い)て 心がぴりり」その他の花言葉/旧友・嫉妬・生命力・雅味・辛辣 がある。


九十日の日記 49日目/2021年2月18日(木) pm2:46 くもり

^_^; 今日の体調 怠い。

娘の運転で病院へ。この日記、四十九日にしてイヤな結果がでた。

CT画像で、ガンが肝臓に転移しているらしく3cm程の大きさのものが四つうっすらと確認できる。エコー検査でも確認できた。

胃カメラではやや出血してるのが見てとれる。採血による ヘモグロビン値(血色素量)が、成人男性で13g/dL未満だそうで私は通常11g/dLなのですが、今日の検査では8g/dLでした。6g/dL以下になると止血剤の点滴、輸血が必要になる。昨年11月は貧血で大変な目にあってるので、今回は、輸血より先に放射線照射を願い出た。が、前回 10回の照射をしているので他臓器へのリスクを考えると2回程度が限界かも知れないとか。

明日もう一度病院に行き、専門医と相談することになった。胃からの出血が放射線で止まれば嬉しいのですが…。

尚、リンパ腫に大した変化はなかった。

魂はなかなかoperaに向いてくれない。後40日程で桜の花の季節。。。。。「雲外蒼天とはいかない様だ。そろそろ「雲上」に消える運命なのか。

 

作品「雲外」(雲上 空のはるか遠いところ)

この作品を書いたのは数年前。どんな制作意図があったのかは記憶にない。私の魂は、今の状況を既に察知していてこれを書いたのか (^_^;

普通なら雲外蒼天(困難を乗り越えれば、そこには青い空が待っている)と書きそうなものだが…。4文字では作品にならなかったので、手を抜いた? (◎-◎;) 案外そうかも知れない。(^0^;)

 


九十日の日記 48日目/2021年2月17日(水) am9:12 くもり

(^o^) 今日の体調 良好。

抗癌剤の服用が空けて1週間、今日が一番調子が良い。…また明日から服用だけど…(-。-;) 明日の病院は、採血の後 CTと胃カメラ検査。私の腹の中、久しぶりにどうなっているかが分かる(^_^;

昨年8月にガンが分かって余命宣告を受けた後、身の回りの整理を急いだが 今年になってまずまずの体調が続くと終活していたのがウソのようだ。

体調の事も命の灯火のことも、この先どうなるかは分からないが、魂がoperaの方を向いて、公演への情熱が涌き出(いずる)のを待とう。(^x^)

 

作品「凜と かがやける」私の好きな花「ショウジョウバカマ(猩々袴)」で、花言葉が「希望」とは今の私には嬉しい。他に「飲み過ぎに注意、この花言葉は元気になった時に噛みしめるとして、今は横に置いておこう。(^_-)


九十日の日記 47日目/2021年2月16日(火) am9:20 晴れ

(^ ^) 今日の体調 まずまず。

昨日、書の仲間から、4人で見舞いに行くとの連絡を頂きましたが、ありがたい事と思いつつも丁重(?)にお断りをした。

最近 人との会話が殆ど無いので仲間と会えるのは嬉しいし、何より気遣ってくれている事にありがたく思う。

今は、体調は悪くないといいながら心に精気がなく、ドンヨリした病人の様な(病人ですが…(^◇^;)姿では お会いしたくないという我が儘が本音。

opera制作に、この魂がメラメラと音をたてはじめたら、また皆さんにお会いしたく思います。昨日、顔を見に行くと仰ってくださった事が、どこを向いているか分からない魂を目覚めさせてくれました。(^-^) 魂が前を向いても、思いが叶うかどうかは分からない状況ですが、それはその時の事に。気に掛けて下さっている皆様に感謝。

 

元気になったら、いっしょに お照さんの墓参りにお付き合い下さいますか?\(^O^)/

 

作品「あなたが いるから」


九十日の日記 46日目/2021年2月15日(月) pm2:13 雨がシトシトと

(^ ^) 今日の体調 悪くはない。

左右の肋骨の両サイドに鈍痛がある。胃にも時々痛みが走る。我慢できない痛さではないので、そのままにしておこう。なるようになるさ。

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毎日が変わりばえしない。生きているという事は体も思考も、はつらつと前を向いている事。病気であっても、今やれることをやりましょうと思うのですが、モチベーションが上がらない。

毎日ダラダラと過ごす事が多くなると、何の為に生きているのか(生活しているのか)と考えてしまう。ただひたすら命の灯火が消えるのを待っている日々? これではいけないと思い、私に唯一残された仕事(?) operaに取りかかろうと思うも、気持ちが前を向かない。私の魂はどこを向いているのだろう。

 

作品「心も まあるく」

 


九十日の日記 45日目/2021年2月14日(日) am11:48 晴れ

(^ ^) 今日の体調 スッキリしない。

気温は18℃。パソコンの前に座る前に、散歩に出かけた。春の様な日差しが気持ちいいが、片道10分も歩くと返りが辛い。随分と体力が落ちたものだ。(>_<) 

九十日の日記を書き始めて丁度半分になった夜中の2時過ぎ、みぞおちに数回痛みが走る。私の腹の中はどうなっているのでしょうか。18日(木)に、CTと胃カメラの検査があるのでガンの様子が分かるでしょう。

それにしても朝から眠気がとれない。

 

作品「チクリ チクリと恋あざみ」